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除霊 浄霊師と霊能者の掲示板

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2664 阿閦如来(あしゅくにょらい)をご紹介(7) 神島剣二郎です。 2010/02/09 09:33
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『金剛界大日如来』を四方で囲む4如来

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)
左側『南』 宝生如来(ほうしょうにょらい)
真上『西』 阿弥陀如来(あみだにょらい)
右側『北』 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)

〔No.2659〕で以下のように4つの修行道場をご紹介しました。

八十八ヶ所の四国路は四つのパーツに区切られています。
発心の道場。安房・徳島=23ヶ所
修行の道場。土佐・高知=16ヶ所
菩提の道場。伊予・愛媛=26ヶ所
涅槃の道場。讃岐・香川=23ヶ所

大乗仏教的・解釈から視れば、『発心の道場』一番目から順番にすごろくして行きます。
あ〜ぁ、やっとたどり着いたよ!二番目に!
しっかりとお寺の『ご本尊』と『大師堂・お大師様』にご挨拶をし、お経を唱えます。
さぁ、御朱印いただき(お土産も買って)三番目に向かいましょう!
このようにして、毎日、朝早くから宿をでる。
『修行の道場』『菩提の道場』と廻って、最後に『涅槃の道場』までたどりつく。
いずれ『金剛界大日如来』とめぐり会い、ごほうびに『合体できるかな?!』と誰でも思われるでしょう。

階段を一歩一歩上がるような修行を経て、『成仏』の世界にたどり着く。
大乗仏教はこのような教えとなっているからです。

実は『真言密教』の教義はこのような考えではありません。

『真言密教』の『すごろく』はどのような教えとなっているか?
この「4つの修行道場巡りの解釈」をすることからご案内をしましょう。

仏道の道に入る気持ちになり、発心の決意!をする。
『真言密教』は、この出発点がそもそも『上がり!』なんです。

・・・ということは、ここに『金剛界大日如来』との合体がすでに成り立っているのです。

『涅槃の道場』の修業を終えて、最後の上がりが『金剛界大日如来』ではありません。
『発心の道場』に入る一歩の『真言密教』への入信、発心の決意が『金剛界大日如来』との合体となるのです。

以下、四国八十八ヶ所『遍路』で例えれば、常に、最初から『金剛界大日如来』が合体しての『お遍路』行となります。

発心の道場。安房・徳島=23ヶ所
修行の道場。土佐・高知=16ヶ所
菩提の道場。伊予・愛媛=26ヶ所
涅槃の道場。讃岐・香川=23ヶ所

『金剛界大日如来』は、=『お大師様』です。

『お大師様』と『同行二人』の『同行』〔どうこうではありません、どうぎょうと読みます〕とは一緒に連れ添うて歩くの意味ではありません。
お遍路たるべく歩み出したあなた自身は、その場で『お大師様』と合体した『菩薩道』であるよ!との意味なのです。
合掌。

2662 なにはともあれさん 神島剣二郎です。 2010/02/08 15:27
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いつも応援ありがとうございます。
大乗仏教は階段を一歩一歩上るがごとくして『涅槃』に向かいます。
真言密教はどのようにして『涅槃』に向かうのでしょうか?

実は、ここに大きな違いがあります。
次回からは、『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)を通して、この違いについてご案内を致しましょう。

ありがとうございました。
いつも、ご支援・応援・・・感謝です。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
合掌。


2661 神島先生 なにはともあれ 2010/02/07 09:20
s233.hkanagawafl1.vectant.ne.jp
おはようございます。相変わらず、グーですね。
新しい解説、わかりますよ。これからも、よろしくお願いします。

2659 阿閦如来(あしゅくにょらい)をご紹介(6) 神島剣二郎です。 2010/02/04 16:57
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『金剛界大日如来』を四方で囲む4如来

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)
左側『南』 宝生如来(ほうしょうにょらい)
真上『西』 阿弥陀如来(あみだにょらい)
右側『北』 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)

上記は『金剛界マンダラ』真ん中の『成身会(じょうじんね)』の世界です。
『金剛界マンダラ』を単に仏様たちの集合図とし、美術品として楽しむ事もできますが、それだけで素通りするのはもったいないです。
真言密教の奥深い教義が沢山隠されています。

その隠された教義の中に四国八十八ヶ所『遍路』で知った道場巡りも入っています。

四国八十八ヶ所『遍路』の修行道場については、過去〔No.2053〕に一度掲載してございます。

再度掲載。
〔No.2053 抜粋〕

新年を迎え、三月、四月ともなれば、四国に春がきます。
四国は、潮の香り(=渦潮の流れ)が春を呼ぶとか、遍路の鈴の音(リ〜ン・リ〜ン)が春を呼ぶとも言われます。
春になると『四国八十八ヶ所遍路』の一年が始まります。
〔年中を通しての遍路もいます〕
八十八ヶ所の四国路は四つのパーツに区切られています。

〔四つテリトリーあり〕
発心の道場。安房・徳島=23ヶ所
修行の道場。土佐・高知=16ヶ所
菩提の道場。伊予・愛媛=26ヶ所
涅槃の道場。讃岐・香川=23ヶ所

上記は大日経に描き出される胎蔵マンダラの『4如来』に当てはめて、ご案内しましたが、『金剛界マンダラ』も全く同様となります。

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)
発心の道場。安房・徳島=23ヶ所

このまま『成身会(じょうじんね)』の如来たちを時計まわりで移動します。

〔仏教で、移動する場合は何事もすべて時計まわり(右回り)です〕
〔これは、決め事です!〕
〔何〜でか?は、実は私も良く分からないのです。良く知りません。お釈迦様が亡くなったときも、お弟子さんたちは、お釈迦様の遺体(荼毘・火葬にしたときも)を前にして右回りで数周、並んで歩行、お祈りしたと伝えられています。この時代から慣習となっていたようです。〕
〔右に廻ることを=『うにょう』とも言います〕

このあたり、何故、左まわりがいけないのか?
もし、左回りとしたら、何がどう?いけないのでしょうかね。
知っている人がいたら、是非、教えてください。


左側『南』 宝生如来(ほうしょうにょらい)
修行の道場。土佐・高知=16ヶ所
『修行』=怠りなく努力の道場と観ます。

真上『西』 阿弥陀如来(あみだにょらい)
菩提の道場。伊予・愛媛=26ヶ所
『菩提』=悟りを求める心の道場と観ます

右側『北』 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)
涅槃の道場。讃岐・香川=23ヶ所
『涅槃』=絶対的な安らぎの道場と観ます。

中央『金剛界大日如来』
『方便』の世界と観ます。
ここから、金剛界マンダラそのものを『方便』の世界とみることになります。
『四国八十八ヶ所遍路』では中央『金剛界大日如来』は『お大師』さまでもあるのです。

2657 Himajinさん 神島剣二郎です。 2010/02/04 16:44
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いつもありがとうございます。
新年に入りましてから、一挙に『金剛界マンダラ』の中心『5智仏』の御紹介に入ってしまいました。
真言密教の必須科目とも言える『5智仏』です。
私の知識の総力をあげて、出来る限りの御案内(頑張って)を、してみるつもりです。
暗夜行路の中、灯りとなる道しるべをよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
改めて今年もよろしくお願い申し上げます!
合掌。


2656 神島先生 himajin 2010/02/03 19:47
zq214024.ppp.dion.ne.jp
難解な展開を、阿閦如来を取り上げての解説は上手い!
良く勉強されているせいか、表現がこなれていてみなさんに読みやすくなったようです。これからも期待します。

2655 阿閦如来(あしゅくにょらい)をご紹介(5) 神島剣二郎です。 2010/02/02 15:54
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『金剛界大日如来』を四方で囲む4如来

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)
左側『南』 宝生如来(ほうしょうにょらい)
真上『西』 阿弥陀如来(あみだにょらい)
右側『北』 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)

『成身会(じょうじんね)』の真ん中に座する大日如来自身にも『衛星』が4つあります。
四方を囲むのは可愛らしい『波羅蜜・菩薩』(衛星)たちです。

真下『東』=金剛・波羅蜜菩薩
左側『南』=宝・波羅蜜菩薩
真上『西』=法・波羅蜜菩薩
右側『北』=業・波羅蜜菩薩

この4『波羅蜜・菩薩』の画像を拡大してみると、全員が胸を衣類で隠しています。
これは全員が『女性』だからです。
可愛く見えたのも当然でした!

「中性ではありませんよ、真の女性です」
「あははは!真の女性と言うのも可笑しな表現ですが!」

注目は真下の『東』=可愛い金剛・波羅蜜です。

この可愛い金剛・波羅蜜の真下に阿閦如来(あしゅくにょらい)は『金剛』と名の付く菩薩たち(衛星)を勢揃いさせてぶら下がっているわけです。

金剛・波羅蜜菩薩と阿閦如来(あしゅくにょらい)は特別に密接な関係にあります。
実は、阿閦如来(あしゅくにょらい)が、この可愛い金剛・波羅蜜菩薩を創り出し、大日如来の側近女性としました。

〔真言密教では、これを大日如来に対する『供養』のためと言い回し?表現しています〕

やがて大日如来(男性)とともに、金剛・波羅蜜菩薩(女性)は母なる存在となって、この世の世界(=仏尊)を創造していくことになります。
もちろん、他の3波羅蜜菩薩も同様にしてこの世の世界(=仏尊)を創造していきます。

ここでの重要な意味はこの世の世界(=仏尊)は『性(男性・女性)』の交接によって創造されることを『真言密教』はハッキリと明らかにしていることです。

長い、なが〜い歴史を通して、大乗仏教は『性』を欲望(=煩悩)の一つとみなし、修行・実践では否定するほどに、避けて来ましたが。
しかし、真言密教は『男性・女性』という『性』の世界をはっきりとここで肯定していることがお分かりでしょうか。

ヒンドォ教が盛んになり、シヴァ神・シヴァ神のかみさんが絶大な人気となったのは陽気性であけっぴろげな『性』の認知・解放も原因でした。
ヒンドォ教に対抗すべきタントラ仏教(真言密教)教義の第一が『性』に真正面から取り組むことにあったのは「時代に取り残されぬため」に必然なことだったとも言えましょう。

続く。

2654 阿閦如来(あしゅくにょらい)をご紹介(4) 神島剣二郎です。 2010/02/01 17:10
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『金剛界大日如来』を四方で囲む4如来

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)
左側『南』 宝生如来(ほうしょうにょらい)
真上『西』 阿弥陀如来(あみだにょらい)
右側『北』 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)の特徴についてのご紹介が、まだまだ続きます。
「不動」の言葉は「堅固な」という意味があります。
真言密教は『不動』の同類に「堅固な」と言う意味を代表する別名があります。
それは何でしょうか?
みなさんも良くご存知ですよ!
『ヴァジュラ・金剛』です。

『金剛』の意味は、二つあります。
一つは堅固性で絶対に破壊されない性質をもつものという意味。
もうひとつはあらゆるものを破壊する『武器』であると言う意味。
一般大乗仏教は『金剛』の意味を堅い石(宝石)と解釈します。
真言密教は『金剛』と言えば『金剛杵』と言う戦具と解釈します。
ここに、真言密教の姿勢(行動する・動く・戦う)が観えます!
みなさん、真言密教は、停留所で時刻表のままにバスを待つのではありません!
目的地に何がなんでも向かっていく、乗り物が必要なら自分からそれを求めに行くのが真言密教といえます。
空海がすべての僧侶に向かって教示したのがこの一点(機根・求める心)とも言えましょう。

〔密教秘具である『金剛杵』と『金剛杵』とで争ったらどうなるか?〕
〔こんな質問をしたらどうなるでしょうか〕
〔まさに「矛盾」という言葉の原典となる「質問?」です〕
〔答えは、あははは!やってみなきゃ分からない〕

〔これが・・・真言密教です!〕

少し、長くなりますが、さて『金剛界マンダラ』真ん中の『成身会(じょうじんね)』に眼を向けましょう。
真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)は中央・金剛界大日如来(恒星)を囲む『惑星』の一つですが、この阿閦如来(あしゅくにょらい)の『惑星』は、さらに細かい4つの『衛星』に囲まれています。

真上 金剛薩埵(こんごうさった)菩薩
右側 金剛王(こんごうおう)菩薩
真下 金剛喜(こんごうき)菩薩
左側 金剛愛(こんごうあい)菩薩

ここにゾロリと『金剛』と名の付く菩薩たちが勢揃いです。
これら4菩薩の代表は、金剛薩埵(こんごうさった)菩薩です。

真言密教に登場する『明王(不動明王など)』は、この金剛薩埵(こんごうさった)菩薩を中心とする金剛関係の菩薩たちの発達した姿なのです。
長くなりました。謝・謝。
まだまだ続きますよ!






2653 それは大変だ、、。 宗優子 2010/02/01 15:09
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宗も風邪なんだ。宗の場合は「鬼の霍乱・おにのかくらん」といって、風邪なんか引きそうに無いのに風邪引いて、弱そうな様子になる鬼みたいな状態です。でも、熱もなんにもありません。咳き込むくらいかな。若いあなたは、きっと回復が早いよ。

2652 元気にしてますか? 寒いですね。 2010/01/31 19:29
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ちょっとかぜ気味みたいです。

2651 和田さん 神島剣二郎 2010/01/30 21:39
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メッセージ!ありがとうございます。

真言密教は浄霊師という私の仕事の命綱です。
まだまだ未熟な勉強であり、未熟な解釈でございます!

ただいま、この掲示板では〔みなさんからの応援・暖かいご指導を頂いて〕真言密教の世界をご案内をしています。

今後ともよろしくお願い申し上げます。
また、ご紹介くださいましたご友人にも、よろしくお伝えください!
合掌!


2650 休日出勤さん 神島剣二郎 2010/01/30 21:31
p3251-ipbf1205hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp

お久しぶりです!

「わかりやすくてユーモアっぽくて良くなった気がします」
「読みやすいです」

メッセージ、助かります。
ありがとうございます!
ご意見・ご指摘が、私が進むべき羅針盤になります。

掲示板は『金剛界五智仏(如来)』のご紹介に入りました。
金剛界マンダラの世界観・宇宙観の中心とも言える存在であり、真言密教では素通りできない必須科目です!

出来る限りのご案内をしてみます!
ご一緒に勉強を!

掲示板、いつもお待ちしていますからね!
合掌!

2649 神島先生 和田 2010/01/30 13:22
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友人に聞かされてここに来ました。なるほどマスコミで活躍なさっているという浄霊師さんとは思えないみごとな勉強振りですね。ですが、友人に聞かされたほどは硬くなく、密教が理解できていない者には、釈迦や不動明王の話は入門しやすいです。がんばって下さい。

2648 神島先生 休日出勤 2010/01/30 12:49
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おはようございます。文体が変わりましたね。『密教・仏教』といえば難解だと思われていますが、神島先生の今年度からはわかりやすくてユーモアっぽくて良くなった気がします。まさか違う人が書いているんじゃないか、と思うくらいに読みやすいです。

2647 阿閦如来(あしゅくにょらい)をご紹介(3) 神島剣二郎です。 2010/01/29 17:15
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『金剛界大日如来』を四方で囲む4如来

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)
左側『南』 宝生如来(ほうしょうにょらい)
真上『西』 阿弥陀如来(あみだにょらい)
右側『北』 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)の特徴を続けてご紹介します。

不動如来(不動明王)が別名にあるくらいですから 阿閦如来(あしゅくにょらい)は悪魔を降伏させます。
この「『魔を降(くだ)す』ことを象徴した『印契』」(降魔印・ごうまいん)を『触地印(そくちいん)』と言います。
お釈迦様のものがたりに、必ず登場するのが『降魔成道(ごうまじょうどう)』なるストーリーです。

お釈迦様が菩提樹の下で悟りを得るべく瞑想しているときに、空には黒い雲が、身の回りには濃い霧が漂い始めました。
お釈迦様の悟りを邪魔しにうじゃうじゃと悪魔たちが寄ってきたのです。
そして耳元に囁(ささや)きました。
「きれいな娘が横にいるよ、さぁ見てごらん、触ってごらん!」昔も今も変わりません!
男にとって誘惑の一番が『魅力的な女性!』です。
〔修行未熟な私なんぞは『いちころ』です〕

お釈迦様は結跏趺坐(けっかふざ)の姿勢で、瞑想のまま、左手を広げて手のひらを上に向けて左ひざの上に置きました。
次に右手を右ひざの上に広げて伏せ、その人指しゆびを地に触れて垂らしました。
おやおやおや!
観る観るうちに濃い霧が、黒い雲が晴れていき悪魔たちがばらばら散っていきました。
この『印契』」(降魔印)は古代インド人がする「真実の言葉を述べて嘘いつわりを口にしない」という大地の神との約束・宣誓の姿なのです。
古代インド人には「真実の言葉は悪魔を滅ぼす!」というバラモンからの伝承がありました。
空海は「真言は不思議なり、観誦(かんじゅ)すれば無明を除く」と彼の著書『般若心経秘鍵』で述べています。

『密教御真言』については後日に詳細を!

不動明王の御真言を御一緒に唱えてみましょう!
「のうまくさんまんだー ばーさらだんせんだー まーきゃろしゃーだー そわたやうんたらたー かんまん」
合掌!

2646 阿閦如来(あしゅくにょらい)をご紹介(2) 神島剣二郎です。 2010/01/28 17:37
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『金剛界大日如来』を四方で囲む4如来

真下『東』 阿閦如来(あしゅくにょらい)
左側『南』 宝生如来(ほうしょうにょらい)
真上『西』 阿弥陀如来(あみだにょらい)
右側『北』 不空成就如来(ふくうじょうじゅにょらい)

〔No.2643〕で不動明王が登場しました。
この不動明王の存在が『真言密教』独自の大きな特徴です。

大乗仏教は『菩薩道』とも言われます。
看板となる二枚目役者は『観音菩薩』と言ってもよいでしょう。
優しく慈悲ふかくあらゆる衆生を救済してくれます。
さらに『南無阿弥陀仏!』と唱えればいかなる悪人でも『成仏』に!
上記からみても、お分かりになるでしょうが、大乗仏教は何があっても罰を与えることがありません。
如来様も菩薩様も『フギャ〜という踏み潰し』の得意技などありません!

しかし、いくら『観音菩薩』が手を差し延べても、縁なき衆生がいます。
「宗教だ!?ふざけるな!何が神だ!仏だ!」
「この世のどこに救いがあるんだ!」
「俺の苦しみがわかってたまるか!」
「この世は地獄!」
「地獄から抜け出ることなんて出来やしない!」
ここに、どうあっても言うことを聞かない縁なき衆生をバキャバキャ打ち負かしていく仏様が必要とされました。
大乗仏教が真言密教に移り変わり、大きな特徴としてクローズアップされたのが『不動明王』です。
どうしても、力の強い仏様が必要とされて誕生しました。

不動明王は最高仏尊でありながら、下僕・奴隷民のスタイルです。
うん?なぜに、不動明王は、このような姿形(スタイル)なのかな?
実は、このスタイルはシヴァ神に対抗しての姿形なのです。
バラモンが落ちて、ヒンドォ教が隆盛になると同時にシヴァ神が復活しました。
シヴァ神はリグ・ヴェーダに登場する神話の神々とはちょっと外れた神でした。
よろい・甲冑などを身につけた戦士などではありません。
トラの皮を一枚下半身に巻きつけただけです。
このシヴァ神のスタイルがインドの下層民にウワーッと熱狂的に支持されました。
〔あの格好は、俺達と同じだなぁ〜〕の思いを抱かせたのです。

『真言密教』はシヴァ神に対抗すべく『不動明王』を創造しました。
まず、相手と同じ姿となって『仏教』を説いて導くこと。
そこに『心』の連帯性・親しさ(俺達と同じだぁ〜)を持たせました。
これを『真言密教』では『等流身(とおるしん)』と言います。

阿修羅の世界に生きる身、地獄の世界に生きる身、如何なる世界に生きるものにも同じ姿になって救済するよ・・・の意味があります。
続く!



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